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「ゆっくり暮らしたい」4人に1人が地方移住に関心検討

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地方移住・二拠点居住の意向とその理由とは?課題や不安点なども併せて調査しました。
  • 全体の4人に1人が移住意向あり
  • 移住意向者は「ゆっくりした暮らし」求める
  • 働き先や日常生活の快適さなどを懸念

近年、政府がローカル・アベノミクスとして取り組んでいる「地方創生」。
各地域で移住・定住プロジェクトとしてさまざまな施策が実施されており、将来的に地方移住や二拠点居住を考えている人も増えてきているのではないでしょうか。
今回は地方創生についての意識や実態を明らかにすべく、全国47都道府県に在住する男女5,000人を対象にアンケート調査を実施しました。

全体の4人に1人が移住意向あり

図1-1 地方移住・二拠点居住の実行意向、図1-2 実行意向のある地方移住・二拠点居住のパターン

まず、地方移住・二拠点居住の実行意向について聞いてみたところ、意向がある(実行予定がある・関心がある・検討している)人は全体の24.8%と、4人1人の割合で移住意向がみられました。<図1-1>
また、どのような移住パターンに関心があるか、検討しているかについては「二拠点居住」(19.6%)が最も多く、次いで「Uターン居住」(15.1%)となりました。
一方、「まだわからない」と回答した人も42.9%と半数近くを占め、地方移住・二拠点居住に関心や検討をしているものの、移住への具体的な方法は未定という人が多い。<図1-2>
※Uターンとは:生まれ育った故郷から進学や就職などを期に、主に都市・都会へ移り住み、その後再び故郷に移り住むこと
※Jターンとは:生まれ育った故郷から進学や就職を期に、主に都市・都会に移り住み、その後故郷とは異なる地域に移り住むこと
※Iターンとは:都市・都会で生まれ育った人が地方に移り住むこと

移住意向者は「ゆっくりした暮らし」求める

図2-1 地方移住・二拠点居住の検討理由TOP5、図2-2 地方移住・二拠点居住の非意向理由TOP5

次に、地方移住・二拠点居住を検討している人にその理由を、関心がなく検討をしない人にその理由を聞いてみました。
検討している人の理由としては、「スローライフを実践したい」(30.3%)、「自分の故郷で暮らしたい」(28.2%)、「美味しい水や食べ物、空気の中で暮らしたい」(26.3%)など、ゆっくりした暮らしを求める傾向がみられた。<図2-1>
移住を検討しない人の理由では、「今の生活環境を変えたくない」(43.5%)が最多。その他「交通の便が良くなさそう」(33.5%)、「場所に親しみがない」(26.3%)と続いた。<図2-2>

働き先や日常生活の快適さなどを懸念

図3 地方移住・二拠点居住実行の不安点・課題点

地方移住・二拠点居住実行の不安点・課題点を聞くと、「働き先が少ない」(34.5%)、「賃金が安い」(29.3%)などといった仕事面や、「買い物など日常生活の快適さ」(29.4%)、「公共交通機関の利便性」(27.3%)など、生活面を懸念する意識がみられました。
また、「移住先の人間関係の構築」(27.6%)も上位にあげられており、新たな環境で他の人と馴染めるかどうかを不安視する声も多い傾向がうかがえました。<図3>
自分らしいライフスタイルや自然との共存など、さまざまな理由で地方での暮らしが注目を集めています。
地方移住に関心のある人も、考えていなかった人も、地方の魅力や可能性に目を向けてみるのはいかがでしょうか。

掲載したアンケート結果以外に、さまざまな項目での調査結果を用意しています。
詳細は無料ダウンロードしてご覧ください。

その他の調査項目

  • 地方移住・二拠点居住に関心を持ったタイミング
  • 地方移住・二拠点居住希望の都道府県
  • 現在の居住地で他の都道府県の人に自慢できるところ
  • 地方創生施策に関する好意度

など

調査概要

調査手法 インターネットリサーチ(クロス・マーケティング アンケートモニター使用)
調査地域 全国47都道府県
調査対象 20〜69歳の男女
調査期間 2017年9月13日(水)
〜9月15日(金)
有効回答数 5,000サンプル

調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります


≪引用・転載時のクレジット表記のお願い≫
本リリースの引用・転載時には、必ず当社クレジットを明記いただけますようお願い申し上げます。
<例>「マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングが実施した調査によると・・・」

 

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