オンラインインタビュー

オンラインインタビューとは、インターネットを通じてWeb会議システムやビデオ通話ツールを使って行うインタビュー調査です。
通信環境とカメラ・マイク付きのデバイス(PCやスマートフォンなど)があれば、どこからでも参加でき、時間や場所の制約を受けにくいのが特長です。
デプスインタビューやグループインタビューも可能で、画面共有を使えば対面調査に匹敵する効果が得られます。
オフライン調査と比べて移動の負担が少なく、日程調整や対象者選定の自由度が高いため、多くの企業や調査機関で導入が進んでいます。

ご相談・お見積
オンラインインタビューのご依頼先をお探しでしたら、お気軽にお問い合わせください。
経験豊富なリサーチャーがフルサポートし、最適な調査プランをご提案します。

オンラインインタビューのメリット・デメリット

オンラインインタビューのメリット・デメリットは次の通りです。

オンラインインタビューのメリット

実際の生活に近い環境で実査が可能
対象者に、普段の環境下でリラックスした状態でお話いただけるので、より生活実感のある発言を引き出すことができます。
また、オンラインインタビューでは、カメラで部屋の様子や実際に使っている商品、冷蔵庫内などを映してもらうことも可能です。
首都圏に限らず全国どこでも対象に
ネット環境さえあれば、全国の対象者に一度にインタビューの実施も可能です。
例)住環境など地域性を明らかにしたい場合、地域の貯蓄の多い世帯をターゲットにしたい場合など
アプローチしにくい対象者に話がきける
来場のため時間や移動の制約が少なくなるため、従来許諾の取りにくかった方への、インタビューも比較的容易というメリットがあります。
例)妊娠中、乳幼児がいる方、介護中の方、ヘビーゲーマーの方、専門家、企業の担当者など(B to B)など
複数拠点から実査をモニタリング

モニタリングの場所に制限がないので、移動時間の取れない方や海外・地方オフィスや研究所のメンバーも、手軽に視聴いただけます。

オンラインインタビューならではの特性と注意点 ~来場型インタビューとの違い~

オンラインインタビューのデメリット

対象者自身のネットやツールに対する経験レベルに依存する
インターネット環境が必須のため、対象者の通信状況やITリテラシーによっては参加しづらい可能性があります。
グループダイナミクスの効果が出にくい
グループインタビューの場合、会話のテンポがつかみにくかったり、相手の表情を読み取りにくいため、グループインタビューのメリットであるグループダイナミクスの効果を享受しにくい場合があります。
オンラインインタビューのデメリットによる影響を極力抑えるため、下記の3点が注意点として挙げられます。
  • 適切なインタビュー時間を設定する
  • 使用するデバイスや接続環境への理解を深める
  • 事前に接続テストを実施する

オンラインインタビューは画面を注視する必要があり、対象者の負担がオフラインインタビューよりも高くなるため、時間は短めに設定します。
また、デバイスの画面サイズや使用するアプリケーション、使用されるネットワーク等の接続環境を事前に理解し、スムーズなインタビューができるように準備しましょう。事前に接続テストを行うことも忘れてはいけません。

オンラインインタビューにおけるクロス・マーケティングの強み・実績

1. 様々なリクルーティング手法で、対象者を獲得

国内最大規模のアンケートパネル1,000万人超からのWEBアンケートでのリクルーティングに加え、リクルーターによる機縁リクルートといった様々な方法で対象者を集めます。また、インフルエンサーや有識者、医師や患者など、特殊なテーマの対象者も招集可能です。
※年間リクルート実績人数は、オンライン・オフライン合わせて約40,000名(2019年実績)

リクルーティングやパネルの属性・人数比率などの基本情報はこちら

2. 経験豊富なリサーチャー・モデレーターが担当

オンラインインタビューを数多く実施してきた、マーケティングリサーチ会社の定性調査専門のリサーチャーが、調査設計~インタビュー~レポーティングまで担当します。モデレーターに関しては、各種業界テーマの実績をもつ提携企業のモデレーターも含め、ご要望に応じた最適な担当をアサイン可能です。

3. 豊富な実績、年間1300グループ以上

オンライン・オフライン合わせて、年間1300グループ以上のインタビューを実施しております。コロナ以降はオンラインインタビューの実施が非常に増えました。多くのノウハウをもとにマーケティング課題やご要望に合わせて、対面、オンラインのどちらがよいか最適なインタビュー方法を提案いたします。

その他のクロス・マーケティングの強みはこちらをご覧ください。

ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。

 

オンラインインタビューの活用事例

他にも様々なオンラインインタビューの実績がございます

事例1:子供向け電動歯ブラシについてのオンラインインタビュー
母親を対象とし、一部お子様にも出演してもらう進め方でインタビューを実施。
実際に使用している歯磨き粉を見せてもらったり、電動歯ブラシで歯磨きをしている様子を、普段歯磨きをしている場所に移動してもらい、実演してもらいました。
事例2:IT部門責任者対象のオンラインインタビュー
企業の役員クラスの方を対象者として、B to Bのインタビューを実施。
この時は、CI(コーポレート・アイデンティティ)のリサーチの一環として、対象者の方にその場でご自身が記憶している企業のロゴをノーヒントで紙に書いてもらい、提示してもらいました。
事例3:ストレートアイロンについてのオンラインインタビュー
実際に、対象者がストレートアイロンを使用しているシーンを演技してもらいました。
⇒ブロッキングをしているかどうか、どれくらいのスピードで使用しているかを確認

複数の調査手法を組み合わせた調査MIXも可能です

お菓子の試食HUT+オンラインインタビュー調査
candy_icon
試作品のお菓子を自宅へ送付、試食&オンラインインタビュー。
既存商品リニューアルのために、購買理由や受容性の把握。
調査設計
調査手法           試作品を対象者の自宅へ送付して、試食+オンラインデプスインタビュー
サンプル数          8ss
対象者条件       20-49歳女性 A.自社商品指名買い層、B.棚前検討層、C.競合ユーザー層
インタビュー時間    70分/人
概算費用     2,500,000円(税別)※企画~リクルーティング~書記・モデレーション~報告書作成まで(発言録・レポート納品)

より詳細な事例のご紹介も可能です。お気軽にお問い合わせください。

オンラインインタビューの標準スケジュールと納品物例

標準スケジュール

STEP01
事前打合せ/企画設計  5営業日~
STEP02
対象者リクルート / インタビューフロー作成 5営業日〜※対象者リクルートと並行して、インタビューフローを作成
※対象者リクルート時に、通信接続確認テストも並行で実施
STEP03
インタビュー実査 1日~
STEP04
発言録納品 1営業日~
STEP05
レポート納品/報告会 5営業日~


スケジュールは調査内容、条件、ご要望に応じて異なります。
詳しくは営業担当までお問い合わせをお願いいたします。

納期の調整などご要望をお伺いいたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

納品物

基本・・・    発言録、レポート
オプション・・・ 報告会

より詳細な納品物サンプル等のご紹介も可能です。お気軽にお問い合わせください。

オンラインインタビューの費用

お見積もり例

グループインタビュー ¥550,000(税抜)~/1グループ4名あたり
デプスインタビュー ¥250,000(税抜)~/1人あたり

※レポート込みの価格となります
※料金は調査内容、条件、ご要望に応じて異なります。
詳しくは営業担当までお問い合わせ、お見積もり依頼をお願いいたします。

 

ご予算に合わせたプランニングが可能ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。

サービス紹介資料

CM_off-line

オフライン調査のご紹介

クロス・マーケティングでは、オフライン調査に加え、オンラインインタビューにも対応しており、幅広い定性調査・定量調査メニューをご用意しています。貴社の課題解決に役立つ最適な調査手法をぜひ資料でご確認ください。

オンラインインタビューのご依頼先をお探しでしたら、お気軽にお問い合わせください。
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