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生成AIに関する調査(2023年)浸透状況編

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2023年5月、全国20〜69歳の男女有職者7,532名を対象に「生成AIに関する調査(2023年)」を行いました。発展が著しいAI(人工知能)、これからも市場規模は拡大し、参入企業も増えると思われます。今回は浸透状況編として、AI・生成AIの認知度、利用状況、AIにとってかわられる/とってかわられない職業などを分析しました。

◆利用実態・意識編はこちら
https://www.cross-m.co.jp/report/it/20230608AI/

  • 生成AIサービス「ChatGPT」が、認知・利用経験ともに突出
  • AIに代替されると思う職業「財務会計」「小売りの店員」

調査結果トピックス

【AI認知度】

フルタイム有職者におけるAI(人工知能)の認知率は93%、年代が上がるほど認知率は高まる。理解率(人に説明できる+それなりに知っている)は26%であり、若い世代ほど理解率は高い。<図1>
AI認知者に、生成AIの認知状況を確認した。認知率は82%であり、年代による大きな差はない。理解率(人に説明できる+内容をそれなりに知っている)は19%であり、20〜30代の理解率は他年代より高い2割半ばであった。<図2>

図1 AIの認知度、図2 生成AIの認知度

【AIによる職業代替】

生成AI認知者に、31職業を提示しAIにとってかわられる/とってかわられない職業を聴取し、とってかわられる/とってかわられない職業の差分の高い職業をピックアップした。“とってかわられると思う職業”の上位は「財務・会計・経理」「一般小売店の定員」が2割台、次いで「データサイエンティスト」「運転手」「システム・サイト保守運用」であった。一方、“とってかわられないと思う職業”では、「農業・漁師」「医者・看護師・歯科衛生士」で2割台、次いで「介護士」とエッセンシャルワーカーが多くあがった。<図3>

図3 AIによる職業代替

【生成AIサービスの認知・利用状況】

生成AI認知者の中で、会社で生成AIが導入される可能性のあるホワイトカラーに限って、サービスごとの利用状況を確認した。メディアでも話題になっている「ChatGPT」の認知率は78%、利用経験は39%と他サービスに比べ突出して高い。次いで「Bing AI」「Bard」と続く。<図4>
「ChatGPT」の認知・利用の構成を確認したところ、「現在主に利用している」は27%であり、2022年11月公開から半年あまりで3割近くになっていた。<図5>

図4 生成AIサービスの認知・利用状況、図5 生成AIサービス別認知・利用構成


レポート項目一覧

   

□ 属性設問(性年代/未既婚/子ども有無/職業/職種/仕事で最も時間を使う作業/テレワーク頻度/業種/勤務企業規模/個人年収/IT関連スキル)
□ 調査結果サマリー

▼調査結果 スクリーニング調査
□ AI全般の認知・理解状況
□ AI各サービスの一般浸透度(利用経験×認知度のマッピング)
□ AI各サービスの認知/利用経験
□ AIについて思っていること・感じていること
□ 生成AI全般の認知・理解状況
□ 「AIによって取って代わられる職業」・「取って代わられない職業」ランキング
□ AIによる職業代替可能性の有無×共存可能性のマッピング
□ AIによって取って代わられると思う職業
□ AIによって一部は取って代わられるが、完全には取って代わられないと思う職業
□ AIによって取って代わられないと思う職業
□ 人間とAIが共存することになると思う職業

▼調査結果 本調査
□ 「生成AI」各サービスの浸透度
□ ChatGPT/Bing AI/Bardの認知・利用構成
□ 生成AI各サービス認知/理解/利用経験/最頻利用

本レポートのダウンロードにより閲覧できる情報

  

本レポート(全33ページ)では、下記の情報をご覧いただけます。

 
  • すべての調査結果(全調査項目記載の全ての内容、計33ページ分)
  • 調査結果サマリー(重要なポイントのみを抜粋)
  • 回答者の属性情報(性別・年代・居住地など)
  • 設問・回答の詳細(各種設問と回答形式)
  • 全回答の集計結果(グラフ+集計表)

 

調査概要

調査手法 インターネットリサーチ
調査地域 全国47都道府県
調査対象 20〜69歳の男女
スクリーニング調査/フルタイム有職者 本調査/ホワイトカラー・生成AI認知者
調査期間 2023年5月12日(金)〜15日(月)
有効回答数 スクリーニング調査/7,532サンプル 本調査/1,345サンプル

調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります


引用・転載時のクレジット表記のお願い
本リリースの引用・転載時には、必ず当社クレジットを明記いただけますようお願い申し上げます。
<例>「マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングが実施した調査によると・・・」


本件に関する報道関係からのお問い合わせ先
広報担当: マーケティング部
TEL:03-6859-1192   E-mail: pr-cm@cross-m.co.jp

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