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【詳細編】カップ麺に関する調査(2022年)

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全国20歳~69歳の男女を対象に「『カップ麺』に関する調査(2022年)」を実施しました。
直近、寒暖差が大きい日々が続いているなかで存在感の高まる「カップ麺」。普段から生活者にとって身近でありますが、どのように生活に入り込んでいるかを見つめることで消費観の考察を行います。

◆全体の結果はこちら
https://www.cross-m.co.jp/report/life/20221124instantnoodles/


今回は クイックリサーチ「トレンドeye」として、より速報性を重視した調査となっているため、レポートはございません。クロス集計表がダウンロードできますのでそちらをご覧ください。

  • 「カップ麺」は今も自宅麺の主役に君臨。
  • 一方で、世代別に味わうポイントが異なってきている。

調査結果トピックス

◆調査サマリー

図 カップ麺に関する調査

◆自宅で麺を食べる人のうち、5人に4人は「カップ麺」を食べている。

普段自宅で麺商品を食べているという方にどのような商品を食べているか聞いたところ、「カップ麺」が80.2%で最も高く、多くの人の食卓を支えていることが確認できた。

カップ麺や袋麺などのインスタント麺の利用が最も多い40・50歳代と、単身世帯の割合も高くインスタントを利用しそうな20歳代を比較すると、「冷凍/チルド」以外は軒並み20代が下回っており、自宅で麺を調理・食べることから遠ざかっている。

図 自宅で食べることのある麺商品

◆20代において麺は“ジャンクフード”と連想される傾向。

どのような場面で麺商品を食べているかという質問では、20代は「夜食」や「ジャンクなものが食べたくなったとき」で40・50代を上回り、“困ったときのお昼ごはん”といった日常食べる習慣は薄いものの、ジャンクフードとしての存在感が高いことが確認できた。

図 どのような場面で麺商品を食べることが多いか

◆お気に入りの食べ方にも“ギルティ”感が漂う。

ハマっている商品や食べ方を比較しても、40・50代が定番品を使って手軽な食事を作ろうという様子であるのに対し、20代は自分なりのギルティフードを作っているような感覚であることが見て取れる。

図 今ハマっている麺商品や、その食べ方のアレンジ

◆背徳感でお腹と心を共に満たしている。

どのようなことに惹かれて商品を選ぶかという質問では、20代は日ごろ触れる・信じる情報の中で、背徳感を含んだおいしさを味わえる商品を知り、興味喚起されている様子。一方40・50代は既に自分の日常における定番が存在していると 見て取れる。

図 どのようなことに惹かれて購入するカップ麺を選ぶか

◆カップ麺最大の強み“手軽さ”は感じられにくくなってく可能性も。

カップ麺に対する気持ちを良い面も悪い面も質問したところ、20代は「満腹感が得られる」一方で「調理したり片づけるのが面倒」という傾向が強い。手軽とは言えないものの、背徳感を味わうには手を出しやすいと感じている様子。

図 カップ麺に対するあなたの気持ち

◆まとめ

今回は、私たちにとって身近である「カップ麺」について世代別の比較を行うことで、消費観の違いを垣間見ることができた。「時間」や「ストレス」に対する向き合い方やお金のかけ方が変化しているということが感じられた。

「タイパ」や「ギルティフード」など、昨今若者世代の傾向を表す言葉として使われているが、
・“お湯を沸かして容器に注いで入れて3分待つ”を手軽に感じない
・食事を楽に済ます手段ではなく罪悪感を味わう手段に置き換わる
などが今回の簡単なアンケートからも確認できた。

今後、若者をターゲットにした調査においてもこのような観点を踏まえたうえで実施していきたい。
 

今回はクイックリサーチ「トレンドeye」として、より速報性を重視した調査となっているため、レポートはございません。クロス集計表がダウンロードできますのでそちらをご覧ください。

調査項目

□属性設問
□昨今の状況下で、現在、あなたが「してもいい」と思う外出を伴う行動
□自宅で食べる麺商品のタイプ
□麺商品を食べる場面
□ハマっている麺商品の食べ方やアレンジ
□カップ麺購入時の重視ポイント
□カップ麺について思うこと


調査概要


調査手法 インターネットリサーチ
(クロス・マーケティング セルフ型アンケートツール「QiQUMO」使用)
調査地域 全国47都道府県
調査対象 20~69歳の男女
調査期間 2022年11月18日(金)~20日(日)
有効回答数 本調査1,100サンプル

調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります


引用・転載時のクレジット表記のお願い
本リリースの引用・転載時には、必ず当社クレジットを明記いただけますようお願い申し上げます。
<例>「マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングが実施した調査によると・・・」


本件に関する報道関係からのお問い合わせ先
広報担当: マーケティング部
TEL:03-6859-1192   E-mail: pr-cm@cross-m.co.jp

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