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引っ越しに関する調査(2021年3月度)

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コロナ禍における引っ越しの実態を把握 することを目的とし、全国47都道府県に在住する20~69歳の男女(24,096人)に引っ越しの有無を聴取、2020年1月から2021 年3月調査時点で引っ越しをした、または引っ越し予定の1,000人を対象に「引っ越しに関する調査」を実施。コロナの前後で生活様 式が変わったことで、引っ越しに関する行動・意識がどのように変化したかを調査しました。
  • “結婚”“進学”“就職”を抑え、引っ越し理由TOPは
    「今よりも良い物件を見つけた」
    長引くコロナ禍 在宅時間の快適性追求か

調査結果トピックス

【コロナ禍での引っ越し状況】2020年1月以降に引っ越しをした人は全体(24,096人)の8%となった。そのうち、引っ越しをした、もしくは引っ越し予定の1,000人を対象に調査を実施したところ、「コロナ禍の影響があった」と回答した人は49%にのぼり、実際に引っ越ししたきっかけとしては「今よりも良い物件を見つけたから」が19%でTOPとなった。一方、コロナ流行前(2019年)の調査でTOP3にあがっていた 「結婚」 「入学・進学」 「就職」が10pt以上減少。これまでは主流であったライフイベントに伴う引っ越しが、コロナ禍で抑制されたことが推察される。<図1>

図1 コロナ禍での引っ越し状況

【コロナ禍での物件探し】コロナ禍での物件探しの際に 「不動産会社の店舗に行く」と回答した人は、コロナ流行前の調査と比べて大きく減少し45%だった。一方「物件検索のWebサイトを見る」と回答した人は49%で最多に。コロナ禍でも物件探しができるオンラインサービスが増加したためか、オンライン内見や360度カメラといったなんらかのオンラインサービスを利用した人は全体の32%にのぼった。さらに実地内見件数では「1件も内見せずに部屋を決めた」が23%と最も多い結果となった。<図2>

図2 コロナ禍での物件探し


【物件に求める条件】物件に求める条件は、1位が「予算内の家賃(77%)」、2位「部屋の広さ(64%)」、3位「間取り(52%)」であった。コロナ流行前の調査では3位だった「最寄駅からの徒歩分」は今回4位となった。リモートワークやオンライン授業などで家にいる時間が増えたため、在宅時の快適さをより重視する声が多くなったと考えられる。<図3>

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調査内容

   

▼全調査項目
□ 属性設問(性別・年齢・居住地・婚姻状況・職業・同居の家族構成・引っ越し状況)
□ 2020年1月から2021年3月調査時点での引っ越し、引っ越し予定の有無
□ 自分で部屋を探して引っ越しをしようと思うきっかけ
□ コロナ禍の影響で引っ越しをしようと思ったきっかけ
□ 部屋探しの方法
□ 実際に行った不動産会社の店舗数
□ 複数の不動産会社に行った理由/行かなかった理由
□ 内見した部屋数/内見せず物件を決めた理由
□ 物件に求める条件で重視するもの
□ 譲れない設備・サービス 
□ 部屋決定の決め手
□ 物件探しに利用したことがあるオンラインサービス
□ オンラインサービスの評価と利用意向
□ 部屋探しの際に利用した物件検索サイト・アプリの数
□ 現在居住している街に引っ越しを決めた理由
□ 中古物件などのリノベーション利用意向

調査概要

調査手法 インターネットリサーチ
調査地域 全国47都道府県
調査対象 2020年1月から2021年3月調査時点で引っ越しをした、もしくは引っ越しを予定してる20〜69歳の男女
調査期間 2021年3月12日(金)〜15日(日)
有効回答数 本調査1,000サンプル

調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります


引用・転載時のクレジット表記のお願い
本リリースの引用・転載時には、必ず当社クレジットを明記いただけますようお願い申し上げます。
<例>「マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングが実施した調査によると・・・」


本件に関する報道関係からのお問い合わせ先
広報担当: マーケティング部
TEL:03-6859-1192   E-mail: pr-cm@cross-m.co.jp

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