13.クラスター分析

クラスター分析は、多くの情報の中から仮説を元に、情報の関連性を明らかにする「多変量解析」の手法の一つです。
異なる性質のものが混ざり合っている集合体の中から、
互いに類似した性質のものを集めて集団(クラスター)を作り、対象を分類できます。
サンプルデータ(CF2_tutorial2_statistical.cf)を使用して、クラスター分析をしてみましょう。
ご相談・お見積

cf2_tutorial_13-1

 



(1) CF2ファイル(「CF2_tutorial2_statistical.cf」)を開き、TOP画面から『多変量解析』を開きます。

cf2_tutorial_13-2

 

(2) ローデータからの分析にある、「クラスター分析」のボタンを押します。

cf2_tutorial_13-3

(3) クラスター分析に使用する設問にチェックを入れ、次へを押します。

ここではSC12_1~SC12_5を対象に進めていきます。

cf2_tutorial_13-4

因子分析の結果を用いてクラスター分析を行う場合、保存した因子を選択します。

cf2_tutorial_13-5

 

 

(4) クラスタ化の手法を選択します。

非階層クラスターと階層クラスターのうち、今回用いる手法を選択します。
非階層クラスターと階層クラスターの詳細についてはこちらをご確認ください。
ここでは非階層クラスターを選択します。

cf2_tutorial_13-6

 

 

(5) クラスタ数を選択します。

クラスター分析を行う際のクラスタ数を入力します。ここでは4クラスターで分析をします。

cf2_tutorial_13-7

(6) 出力オプション、出力ベース設定、データ保存の中から必要な設定を行います。

出力オプションでは結果に出力するものを選択します。
出力ベースを設定すると、クラスター分析を特定のベースで行えます。
データ保存は各サンプルの所属クラスターを保存することができます。
元設問に立ち返ってクラスター数を吟味する時や、クラスター確定後に分析に使用する時などに、データ保存をするのがおすすめです。

cf2_tutorial_13-8

 

(7) 結果を確認します。

4クラスターでクラスター分析をしたところ、結果はこのようになりました。

 ■クラスタのサンプル数
  各クラスタに属するサンプル数です。
  ばらつきが大きくなりすぎていないか、その後の分析に耐えうるサンプル数が確保されているかを確認します。

cf2_tutorial_13-9

 ■クラスタ重心(平均と標準偏差)
  それぞれのクラスタごとの回答の平均と標準偏差を表しています。
  他のクラスタと比較して、より得点が高い/低い設問はそのクラスタの特徴を示していると言えます。
  例えば、クラスタ4の特徴は、「自分は悲観的な人生観の~」以外は、全て高いスコアなので、意識が高いクラスタであると推定できます。

cf2_tutorial_13-10


 ■クラスタの重心間距離
  各クラスタの重心の距離を示しています。
  クラスタ間の距離が遠い場合、より異なる傾向を持っていると言えます。

cf2_tutorial_13-11


 ■各クラスタの群内平方和
  各クラスタ内部のばらつきを示しています。
  数字が大きいほどばらつきが大きいと言えますが、サンプルサイズの影響も受けます。

cf2_tutorial_13-12


 ■クラスタ別平均グラフ
  クラスタの平均をグラフ化したものです。
  クラスタの特徴を考えるにあたり、視覚的な助けとなります。

cf2_tutorial_13-13

 

おすすめのコラム

マーケティングコラム

「米離れ」の実態!原因・影響から消費拡大に向けた取り組み事例まで解説

国内では長期的に米離れが進んでおり、2025年度には消費量が大きく落ち込みました。少子高齢化や人口減少、食の簡便化、価格高騰などが重なる中、米を取り巻く消費者ニーズや市場構造も変化しています。今回は、米離れの実態や原因、社会・市場への影響、消費拡大に向けた取り組み事例について解説します。
# マーケティングコラム
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
インサイトスコープ

Z世代の飲料市場におけるパラダイムシフト 「酔うための酒」から「メンタルパフォーマンス最大化」へ。トライブから紐解く「第3の時間」の創出

近年、若年層を中心としたアルコールの「ソバーキュリアス(あえて飲まない選択)」や酒離れが叫ばれて久しいですが、市場の実態は単なる「飲酒量の減少」にとどまりません。
# インサイトスコープ
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
マーケティングコラム

PSM分析のやり方とは?設問設計から結果の読み方、注意点までわかりやすく解説

PSM分析は、消費者に4つの価格に関する質問を行い、受け入れられる価格帯を把握する調査手法です。質問の形式はシンプルですが、誰に聞くのか、何を見せて聞くのかといった調査設計によって、結果は変わります。今回は、PSM分析の調査設計のポイントや結果の読み解き方、注意点、ほかの価格調査手法との使い分けを解説します。
# マーケティングコラム
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
デジタルマーケティングコラム

「トラッキングを許可」とは?強まる規制に対応するマーケティング手法も解説

スマートフォンやPCを使っていると、「トラッキングを許可しますか?」というメッセージを目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。トラッキングはデジタルマーケティングの根幹を支える重要な技術ですが、プライバシー保護の観点から規制が強まっています。
# デジタルマーケティングコラム
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
インサイトスコープ

時代の変化に揺らがない。社内に「ブラン ドの羅針盤」を持つための考え方

担当者が変わる。 新しい商品が生まれる。 SNSで新しい表現が流行る。 競合が新しいサービスを始める。 ブランドを取り巻く環境は、常に変わり続けています。 変化に対応することは必要です。 「前任者は品質重視だった」 「今度は親しみやすさを出そう」 「競合がやっているから、こちらも取り入れよう」
# インサイトスコープ
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
マーケティングコラム

ライト層とは?コア層との違いと効果的なマーケティング施策を解説

ライト層は「熱量が低いファン」と捉えられがちですが、実は多くの企業やブランドにとって売上や認知拡大を支える重要な存在です。一方で、コア層と同じアプローチでは期待した成果につながらず、ライト層ならではの特性を理解した施策設計が求められます。
# マーケティングコラム
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
マーケティングコラム

推し活で得られる心理的効果とは?世代別データで見るメリットの違い

「推し活」という言葉が広く使われるようになって数年が経ちますが、実際に推し活をすることで、どのような心理的な効果が得られるのでしょうか。また、その効果は年代によって違いがあるのでしょうか。
# マーケティングコラム
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
インサイトスコープ

経営・開発・営業が一丸となる。ブランド の価値を「一貫した顧客体験」へ落とし込 む構造化手法

顧客調査を行い、インサイトも見えている。 ブランドとして大切にしたい価値も決まっている。 それでも、「商品開発では機能が優先される」「営業では売りやすさが重視される」「広告 では別のメッセージを伝えている」という状態になることがあります。 それぞれの部署が間違っているわけではありません。
# インサイトスコープ
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
マーケティングコラム

フェルミ推定の解き方やメリットを解説!活用の注意点は?

フェルミ推定とは、限られた情報と論理的な思考を組み合わせて、大まかな数値を素早く推定できる手法です。実際のデータが十分に揃っていない状況でも、仮説と計算を重ねることで妥当な概算を導き出せるため、マーケティングや新規事業の検討など、ビジネスのさまざまな場面で活用されています。
# マーケティングコラム
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
ご相談・お見積もり依頼
【法人・個人様】
フリーダイヤルでのお問い合わせ
0120-198-022
※ モニター様からのお電話でのお問い合わせは受け付けておりません。
資料ダウンロード