16.相関分析:相関係数

相関分析は、2つの変数間の関係性について分析する手法となります。
サンプルデータ(CF2_tutorial2_statistical.cf)を使用して、ブランド間で好意度に相関があるか、確認してみましょう。

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①CF2ファイル(「CF2_tutorial2_statistical.cf」)を開き、TOP画面から『検定』を開き、「相関分析:相関係数」をクリックします。

cf2_tutorial_16-01
 

 

②対象の設問(AQ3)をを質問一覧から選択し、中央上部の「追加」ボタンをクリックします。

cf2_tutorial_16-02

 

③1カテゴリ「全く好きではない」のウェイト値を「1」、5カテゴリ「非常に好き」のウェイト値を「5」とし、「次へ」をクリックします。
 「昇順指定」をクリックすると、手入力せずに設定ができます。

cf2_tutorial_16-03

 

④オプションの指定が完了できたら、「実行」をクリックし、相関分析結果を出力します。
 ベースや算出方法、検定対象サンプルを変更することができます。

cf2_tutorial_16-04

 

cf2_tutorial_16-05

 

✓ 結果の確認

上記の結果は、以下のように解釈することができます。
ブランドB/ブランドC間の好意度の相関は0.57と5ブランド間で最も相関が高く、
ブランドA/ブランドD間の好意度の相関は0.29と最も相関が低いことが確認されました。
(相関係数は、数値が1に近いほど正の相関が強く、-1に近いほど負の相関が強いことを表します。
一般的には0.7以上が強い相関と考えられることが多いです。)
また、相関係数に使われる検定は、母集団の係数が「0」である確率を示しています。
この場合、母集団の係数が「0」である確率は1%未満ということが分かります。

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