3.クロス集計 ②数値のクラス分け・集計軸のかけ合わせ

年齢などのNU質問(数値回答)を集計軸に設定する場合には、質問加工の「クラス分け」でSA質問に変換して新変数を作成する必要があります。
また、複数の質問を組み合わせて集計軸を設定することができます。

サンプルデータ(CF2_tutorial.cf)を使用して、年代別、性年代別の集計軸を設定してみましょう。
ご相談・お見積

性年代別の集計軸

 

(1) CF2ファイルのTOP画面から「質問加工」をクリックします。


(1) CF2ファイルのTOP画面から「質問加工」をクリックします。

(2)  加工対象の質問を選択します。

① 「SC2_1(年齢)」を質問一覧から選択し、「クラス分け」ボタンをクリックします。
 ※質問を選択すると、加工可能な処理内容が右側の「加工種別」に表示されます。

① 「SC2_1(年齢)」を質問一覧から選択し、「クラス分け」ボタンをクリックします。  ※質問を選択すると、加工可能な処理内容が右側の「加工種別」に表示されます。

② カテゴリ名と数値範囲の上限・下限を設定します。

② カテゴリ名と数値範囲の上限・下限を設定します。

 

POINT!

年齢で10歳刻みにする場合や、金額で1000円刻みにする場合など、一定の間隔でカテゴリを設定したい場合、「刻みを指定して一括設定」ボタンから設定すると自動で反映されるので便利です。

刻みを指定して一括設定

 

③ 新たに設定された新質問が「加工済み質問」の一覧に追加されます。

③ 新たに設定された新質問が「加工済み質問」の一覧に追加されます。

(3) 作成した年齢別の質問を使って、「年齢別」「性×年齢別」を集計軸としたクロス集計を作成します。

① TOP画面から「集計・グラフ・レポート」を開きます。

① TOP画面から「集計・グラフ・レポート」を開きます。

 

② 表頭の質問を設定します。今回はQ1~Q4_5を表頭に選択してください。

② 表頭の質問を設定します。今回はQ1~Q4_5を表頭に選択してください。

③ 集計軸に年齢別の質問を設定します。先ほど作成したSC2_1cls(年齢別)を集計軸に設定します。

③ 集計軸に年齢別の質問を設定します。先ほど作成したSC2_1cls(年齢別)を集計軸に設定します。


④ 性×年齢別の軸を設定します。SC1(性別)とSC2_1_cls(年齢別)をかけあわせます。

④ 性×年齢別の軸を設定します。SC1(性別)とSC2_1_cls(年齢別)をかけあわせます。

POINT!
集計軸のみでかけあわせの項目を使用する場合には、「掛け合せ」で簡単に設定できます。 ただし、一つの質問としては存在していないのでGT表やクロス集計表の質問項目とすることはできません。

「性×年齢別」などのかけあわせの項目を単純集計・クロス集計表の表頭で使用するときは、 SC2_1_cls(年齢別)のように「質問加工」メニューから 新質問として作成します。

 

⑤ 「次へ」をクリックした後、集計設定を進め「2_クロス①基本」と同様の手順で集計表を出力します。

おすすめのコラム

マーケティングコラム

定量調査と定性調査の違いとは?メリット・デメリット、使い分けの判断基準も解説

市場調査の手法には、定量調査と定性調査の2つがあり、それぞれ調査で得られる情報は異なります。正確な調査を行うには、目的や段階に応じた調査手法を選ぶことが重要です。今回は、定量と定性の意味の違いから、それぞれの調査方法の特徴、メリット・デメリットを解説します。
# マーケティングコラム
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
マーケティングコラム

イマーシブとは?没入体験を取り入れたマーケティングのポイント

イマーシブ(immersive)とは「没入感」を意味する英語です。近年はモノ消費から体験消費へと価値が移り変わり、消費者はより臨場感のある体験を求めるようになりました。イマーシブ体験はブランドと顧客の距離を縮め、認知拡大やファン化につながる手法として活用されています。
# マーケティングコラム
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
グローバルコラム

海外市場参入におけるデータ活用の重要性:市場規模推計と産業調査

海外市場への進出では、感覚や経験だけでは判断できない課題が多数存在します。今回は、海外進出支援の知見に基づき、市場規模推計や産業調査の方法と、実務上の活用ポイントを解説します。論理的なデータ分析と現地産業構造の理解が、戦略的な意思決定と事業成果につながることをご紹介します。
# グローバルコラム
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
デジタルマーケティングコラム

エゴサ(エゴサーチ)とは?媒体別のやり方や有効活用のコツも紹介

エゴサ(エゴサーチ)とは、自分や自社、商品やサービスの名前をインターネットで検索し、世間からどのように評価されているのかを調べる行為です。芸能人や個人だけでなく、多くの企業がマーケティングや評判管理の手段として活用しています。今回はエゴサのやり方や有効活用するコツを紹介します。
# デジタルマーケティングコラム
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
マーケティングコラム

2030年問題とは?生活の変化やマーケティングのポイントを解説

日本が近い将来、直面するとされる「2030年問題」。少子高齢化の進行に伴う深刻な社会的・経済的課題を指します。今回は、2030年問題に直面した日本がどのように変化していくのか、それに対応するためにどのような戦略が必要かを深掘りしていきます。
# マーケティングコラム
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
デジタルマーケティングコラム

日本の生成AI利用率は低調!?海外企業の利用促進の取り組みとは?

生成AIの利用は世界的に広がっているものの、その普及状況は国によって大きな差が見られます。特に日本においては、個人や企業での利用率が低く、他の先進国と比較するとその差は顕著です。今回は、日本と海外の生成AI利用状況を比較し、日本が取り組むべき課題を探ります。
# デジタルマーケティングコラム
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
マーケティングコラム

ニューロマーケティングとは?メリットとデメリット、活用事例を解説

近年、消費者の無意識の感情や行動を捉える「ニューロマーケティング」が注目を集めています。言葉では表現しにくい心理的反応を脳科学の視点で数値化し、商品開発や広告設計に応用するこの手法は、マーケティングの新たな可能性を切り開くものといえるでしょう。
# マーケティングコラム
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
デジタルマーケティングコラム

AIをマーケティングに活用するメリット・デメリットは?AI活用事例も紹介

現在、業務のさまざまな場面でAIを活用した効率化が進んでいます。マーケティングにおいても同様ですが、AIにはメリットもデメリットもあるとされるため、適切に活用できるかお悩みの方もいるでしょう。
# デジタルマーケティングコラム
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
グローバルコラム

海外進出の成功は“事前リサーチ”で決まる:失敗事例から学ぶ戦略のポイント

海外市場への参入を検討する際、文化や規制、労働環境など、日本とは異なる要素が進出の壁となることも少なくありません。本コラムでは、海外進出支援を行うグループ会社のgr.a.m社の知見をもとに、失敗事例から導き出される、事前に把握すべき市場調査のポイントや進め方を解説します。
# グローバルコラム
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
ご相談・お見積もり依頼
【法人・個人様】
フリーダイヤルでのお問い合わせ
0120-198-022
※ モニター様からのお電話でのお問い合わせは受け付けておりません。
資料ダウンロード